15年後のOTRはどうなっているのか? ティモシートーマスの死から15年が経った今、これからOTRが如何に変貌していくか気になりますね。

 2001年4月7日、白人警官が19歳の黒人、ティモシートーマスを射殺、それをきっかけにシンシナティ中を揺るがす大暴動が発生しました。その際、暴動の中心地だったのがOver-the-Rhine、そう今や観光スポットと化したOTRも、2004年5月、僕がシンシナティに引っ越して来た際は、昼でも立ち寄るべきではない地域と位置づけられていたんですよね。

 でもそれも今は昔、OTRを歩いていると僕が以前住んでいたブルックリンを思い出す位、急激な発展を遂げています。ただこちらの元リンクにある通り、30年来のOTR住民からは、自分の街ではなくなってしまったみたいという嘆きも聞かれますので、今後の開発計画と古くからの住民をどのように共存させていくかが課題ですよね。僕自身はシンシナティが歩ける都市圏に生まれ変わるためには、ダウンタウン・バンクスと並んでOTRが象徴的存在になる必要があると思いますので、まずは公共交通機関整備に注力して欲しいです!